平成27年 京都経営研究会 会長方針

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平成27年 京都経営研究会 会長方針

京都経営研究会 会長 神農 洋一

「ありがとう経営・100%黒字企業経営の実践」

アベノミクスや2020年東京オリンピック開催決定等により大手企業や一部の中小企業では景気回復が見受けられるようですが、我々地方の中小企業にはその恩恵も少なく、景気回復にはまだまだ時間が必要と感じます。消費税増税後の消費の落ち込みも大都市ではあまり影響がないようですが、地方都市では持ち直すと言われた7月以降も消費は伸び悩んでいる状態であります。また大企業等の景気回復により人材の確保が困難になり、人材不足という問題も顕著に出てきています。

このような厳しい現状の中ではありますが、我々中小企業はマクロ的な景気に依存することなく、また与えられた環境の中でお客様や社員さんにとって存在価値の高い企業経営をしていかなければなりません。
お客様にとって存在価値の高い会社となる為には「自社は何をもってお客様に貢献するか?」という念いが不可欠であり、社員さんに対して存在価値の高い会社になる為には夢のあるビジョン、仕事のやりがい、ありがとうが溢れる職場、安定した生活の提供等の物心両面の満足を向上させることが不可欠だと思います。

お客様への貢献度、社員さんへの物心両面の満足を高めるためには、業績向上が不可欠であります。業績が良いからこそ新しいサービスや新商品開発にお金を使うことが出来ます。そして新しいサービスや新商品を提供することで、お客様からありがとうの言葉がいただけます。また業績が良いからこそ、ビジョンに信憑性が生まれ、社員さんは安心して仕事が出来、結果ありがとうが溢れる会社になるんだと思います。ありがとう経営を実践する上でも業績向上が不可欠であります。

業績の良い企業を見てみると、「理念が確立し実践され」「明確なビジョンがあり」「儲かる仕組みがあり」「何かで1番のものを持っている」「他企業の良い所を真似る」という共通点が見受けられます。

本部田舞会長の2015年度の方針は原点回帰・中小企業の活性化であります。サブテーマには、ありがとう経営・80%黒字企業経営の実践とあります。
2015年度京都経営研究会の方針としましては業績向上を図り、ありがとう経営を推進し、黒字企業の割合は本部会長の目標以上の100%を目指していきたいと思います。
例会・研修・ベンチマークを通して念いの部分、仕組化、1番化を学び、自社に落とし込み100%黒字企業経営を実践させましょう!

また2015年6月4日・5日に我々京都経営研究会が主管の基行われます全国大会in京都を全会員の力で必ず大成功させましょう!

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